日常 其ノⅩⅧ

卒論。

ずーと、先のことだとおもってたが
いよいよ現実味を帯びてきた。

14日に「4年生演習」なるいわゆる「卒論演習」の第一回目の授業があった。

メンバーは東洋史を専攻する学生で、私の所属する古代史のゼミと近代史のゼミ生が合同で演習を組む。

古代史が13人にたいし、近代史が3人とずいぶんとアンバランスな構成になっていてこれからいろいろと苦労も多そうな気がした。

授業では、指導教授から卒論を書くにあたっての注意点をレクチャーされた。

良い論文は・・・

  問題意識が明確
  史料の読み、分析が丹念
  結論も明確
  手づくりの仕事である  
  文章力がある

だそうで、一方、悪い論文は

  人の論文の継ぎ合わせ
  史料や研究論文の孫引き
  研究論文の文章を自分の文章として引いてくる
  史料を原点でなく注釈書から引いてくる
  論証がない。概説に終始している。
  必要枚数に達していない
  古い研究にたより、最新の動向をおさえていない

だそうである。

悪い論文のほうに自分のこれまでのレポートがかなりあてはまるような気がして
背筋に冷たいものを感じながら教授の話を聞いていた。

テーマも扱う史料もほぼ確定している。
だが、本当にかけるのだろうか・・4万字に及ぶ論文を・・・
提出まであと8ヶ月程度。

「高い高い!」と囃していた壁も
ついにその全容を現してきた。






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