日常其ノ八

今日は面接のためはるばる横浜のほうまで出かけてきました。

東急東横線の東白楽駅で下車

まぁ、云っちゃなんだけど。。何もないところだった。
一号線が近くに通ってたから、前にドライブしたとき通ってたんだろうけど
こんな場所あったけかなぁと・・・。


面接はというと、一次面接ということもあり
あまり突っ込んだ質問はされず
終始、雑談的な面接でした。

会社(ショールーム)にいた時間は実質30分くらいなもんで
今日の外出の大半は電車内・・・

筆記試験も一通り終わりに近づいてきているので
電車では去年買ったきりため込んでいる新書を読みました。

     『民主主義が一度もなかった国・日本』宮台真司・福山哲郎共著



 大学一年末から二年にかけて、異様にはまっていた宮台真司。

最初は宮崎哲弥とサイゾーで連載していた「M2」にはまって
宮台真司の著作を買いあさり
そのなかででてきた「亜細亜主義」に毒されて
岡倉天心や大川周明の著作も読んだっけかな?

はたまた、レヴィストロースの構造主義やら文化人類学やら
ソシュールの記号論やら無駄に読んでたきがする。

  いつの間にかやめてたけど・・・


内容はというと、冒頭は宮台真司お得意の政治スタンスの四象限理解から始まり云々

はじめのほうは対談本なのに、宮台真司が圧倒的にしゃべる一方、福山さんが

  「はい」とか「そうですね」

くらいしか話さないから、「大丈夫か?」とも思ったけど

中盤以降はしっかり環境問題など得意分野で話していたので安心した。



宮台さんの話す政治の理解には肯けないところもあるけれど

冒頭に援用している

            市場主義⋀参加主義のアメリカ

            談合主義⋀参加主義のヨーロッパ

            市場主義⋀権威主義の小泉自民党

            談合主義⋀権威主義の旧自民党

市場主義⋀参加主義のアメリカでは「事前参加」の民主党、「事後参加」の共和党
があり、事後型はアメリカンスピリットという名の「市民宗教」が市場主義の負の側面
を補完しているという議論には肯けた。

つまりは市場主義で富裕者が生まれるが、その富裕者にはキリスト教的救済観念が
うちより規制され協会への寄進や寄付が積極的になされるというのは

どこそのハリウッド俳優が日本じゃ考えられないほどの大金はたいてNPO設立したり
してることからもわかる。

著書では「お任せ政治」からの脱却を指摘し、市民宗教が存在しない日本は
談合主義⋀市場主義(事前型)であるヨーロッパ型の政治スタンスを取るべき的議論になるのだが
はたしてどうか!?と最終的には結論がでない。


「民主主義が一度もなかった国」・・・


私は民主主義と訊くと
高校のとき担任だった世界史教員がいつもいっていた

「民主主義でいつも権力者を何時も見張っているより、 善良な王様がいて、その人にすべて任せて、のほほんと暮らすほうが 生きている一市民からしたら遥かに幸せだよね」
という言葉がいつも思いだされる。


そもそも、日本人って民主主義にあっているのかなと
そのたび考えてしまう・・・。














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